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台風直前完了! H様邸雨漏り改修・屋根葺き替え工事。

2020.09.09

現場トピックス

こんにちは。今回の現場は、瓦屋根の劣化で雨漏りをしていたお客様のお宅の屋根材葺き替え工事です。

和室の天井に雨漏りが少し前から発生しているとのご連絡を頂き、調査してみるとビックリ!

写りが悪いですが、天井点検口から見たところ、外の明かりがいくつも見えます・・・

外からの写真ですが、水色の屋根の下が雨漏りしている和室です。

瓦自体はも50年程前のセメント製のもので、その物の劣化もありますがその下地のルーフィング材や木材もかなり傷んでいることも原因でした。

何年か前にリフォーム業者さんが外壁と屋根の塗装をされたとのことでしたが、表面だけきれいになっても下地の状態が悪いままで、雨漏りするようでは意味がないです。

どうしてその時にアドバイスをしてあげなかったのかと思います。本当に不親切です!

 

今回はずっと奥様が気になられていた広縁の屋根と軒も一緒に改修する工事もさせて頂きました。

軒天が無い部分もあれば、屋根下地が劣化している状態でもあります。

 

まずは、古い屋根の撤去です。やはり下地の状態が酷いです。

新たに木材で下地を組み、構造用合板を張り、アスファルトルーフィングを張っている状態です。

今回は屋根材を瓦では無く、軽量でリフォームに適したアスファルトシングルというものを採用させていただきました。

頂部には換気棟という小屋裏の熱気を排出する部材も設置しております。

軒も新たに組みなおし屋根下地の合板・破風板も取り付けます。

軒先の雰囲気が変わってます。まだ塗装前ですが・・・

雨漏りしていた和室の天井は、下地も悪かったので一旦全部撤去して組みなおしです。

断熱材も入れて、この後石膏ボードを張り、クロス工事で完了です。襖紙も貼り替えられたので和室が大変スッキリと変わりました。

ようやくシングル葺き屋根と広縁の板金屋根(ガルバリウム鋼板瓦棒葺き)の完了です。広縁の屋根は勾配が緩やかなため瓦系の屋根が葺くことが出来なく、板金屋根になります。

この工事が終わって数日後に、台風9号がやってきました。

もちろん被害もなく、10号でも大丈夫だったようです。

間に合って本当に良かったです!!

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