福岡市・I様邸 防水工事着工!
2020.06.18
現場トピックス
こんにちは。今回は築約30年ほどの3階建て住宅(鉄骨造)を購入されたI様の建物の外部防水工事を行う様子をご紹介します。
最下階(1階)の部屋の壁や天井が雨漏りにてかなり傷んでいます。
土台から腐ってしまっている状態です。他の階にも数か所雨漏りの形跡がありました。
今回は、外装の完全なリニューアルをするのではなく、この建物を当面の間、隣接するI様の会社の社員様の休憩室・娯楽室及び資材倉庫として使用するために、現在の雨漏り止める工事を行わせていただきます。
これは、改修前の屋上の防水の状態です。過去に前の所有者様がメンテナンスはされてあるようですが、防水層の下にも雨水の浸み込みもあり、壁の立ち上がりの防水処理も悪く、排水勾配や通気管の状態・外側の笠板金の状態にも問題がありそうです。
排水ドレーン付近には水が捌けきれてない跡も残っています。壁の下部の防水立上りもほぼとれていません。
古い防水層を撤去し、壁下部については外装版をカットして防水立上りを確保し、床部分の既存のヒビについてもウレタン防水を施しました。
仕上げは、塩ビ系樹脂防水シートとしてます。独立した柱の根元にも完全にウレタンで防水しています。
ひとまず、屋上防水に関しては完了です!
この後の次の工程は、足場を組んで外壁のALC版の目地シーリング工事の開始となります。梅雨の時期での工事となりますが、かえって1つ1つ雨漏りの原因の確認と施工の成果を確認しながらの工事となりますので良かったのではと思っています。
この屋上はかなり広く、今年の夏はここで提灯をぶら下げて、屋上ビアガーデン!!っと、今から盛り上がっています。 とても楽しみです! もちろん、ソーシャルディスタンスで…