分譲地 同時外装リフォーム
2019.11.21
現場トピックス
こんにちは。今回は小郡市分譲地4件の全棟外装リフォームをご紹介します!
左右・前後に4棟の建物が建つ分譲地で、新築時期も同時で築約10年ほどの建物です。
最所は左手前のY様からご相談をいただき、お話が進んでいく中で裏も隣も…となり、結果4件様全棟少しタイミングをずらしながら皆様外装リフォームをしていただく事になりました。
陽当たりの悪いところは苔が発生して黒ずんできてます。
こちらも同じように苔が付着し緑色になってます。
外壁の塗り替えの目安は一般的に10年から15年といわれてますが、外装版の塗膜の質が良くなってきて最近では伸びてきてます。ただ、立地状況や周辺の環境によって異なりますが、外壁の表面を手で触って白い粉のようなものが手につく(チョーキング現象)ようでしたら、早めに再塗装をした方が外壁の長持ちには有効だと思います。
もう一つは、外壁の継ぎ目や窓周りに施されている、シーリングというゴムのようなものが硬化して端の部分が離れてきて隙間ができ始めたら、塗り替えと同時にシーリングの打ち替えも行った方が良いです。
せっかく足場をかけるので、雨樋や軒裏・破風板・シャッターボックス・板金部分・エアコンダクト等も併せて塗装することをお勧めします。実際その部分がかなり変色や汚れが目立つ部分でもあります。(写真はしっかり宣伝してます…)
今回は、基礎の部分も既存のモルタル刷毛引き仕上げの上に、コンクリートの中性化を抑制する塗料を塗ってます。コンクリートは時間をかけてアルカリ性から二酸化炭素によって中性化をしていくため、地震等で基礎にヒビが入ったりした場合、そこから内部の鉄筋が錆びてくる恐れもあるので、ここまでさせて頂いてます。
足場を解体する前に、当社と施工業者・職人さんとで細かくチェックをしていきます。とても丁寧に施工していただいてますが、ちょっとでも気になるところはその場で直してもらいます。
そして、最終的にお客様の確認をしていただき完成!!です。
皆様、それぞれ色で悩まれて、サンプルでご検討いただきましたが、全棟とも色が重なることなくとても感じのよい分譲地になったかと思います。
なによりも皆様がご協力的で、工事車両の駐車や資材の仮置き・仮設作業等で4棟の敷地のどこでも使用させていただけたのが、本当に助かりました。おかげさまで予定通りスムーズに工事を進めることが出来ました。
最後は、感謝の気持ちで、皆様のアプローチを洗浄させていただきました! 建物がきれいになってしまったので、外構廻りもきれいになると全体的に気持ちの良いものです!(妻から自宅もやってよ!って言われてしまいました…)
今回のお客様方から聞いたお話ですが、外壁リフォームの会社の飛び込み営業がかなり多く、あいまいな説明や不誠実な勧誘があったようです。
大事な建物を長持ちさせるためには、適切な時期に適切な内容のメンテナンスが大事です。Y様・I様・H様・I様今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。