春日市・Y様邸 土台敷き
2019.09.16
現場トピックス
こんにちは。 今回は春日市・Y様邸の上棟前の土台敷きの風景をご紹介します。
土台敷きとは、棟上げの前に1階の床組まで事前に終わらせておく作業です。床下の配管類・断熱材の充填・気密処理・床組の防蟻処理までを併せて済ませておきます。
これは、床下の給水・下水管とガスの配管を事前に配置してしている写真です。床が出来上がった後にこの作業を行うとやりにくさと精度に欠けるので必ず先に行います。
土台を敷き込む前に、大工さんによって基礎の天端に墨出しという作業を行い正確に位置を決めていきます。とても重要な作業です。
事前に基礎に埋め込まれたアンカーボルトに合わせて土台にドリルで孔を開けて取り付けていきます。土台と基礎の間に見える黒いものは基礎パッキンといって床下の換気のために必要な部材です。
床に断熱材を入れ、木材との接合部分には気密テープをしっかりと貼り、床下と室内の気密・断熱性を高めます。
最後に合板(28㎜)を敷きつめます。剛床といって建物の水平耐力を高めるうえで重要な役割を持ってます。この後、表面に撥水材を塗布し木材の防水性にも配慮して、上棟当日を迎えます。
上棟日の当日使用する、柱や梁の一部を事前に床の上に用意し、ブルーシートで雨養生をして本日の作業は完了!です。大工さん方の段取りも良く、予定していた時間よりもかなり早く終わりました。
さあ!とうとう上棟です!9月17日(火)はY様ご家族様の思い出に残る1日となれば幸いです。