大野城市S様邸 気密測定!
2019.07.19
現場トピックス
こんにちは。今回は気密測定の現場を紹介します。
新築建替え工事中の大野城市S様邸で建物は完成しましたので、先日気密測定を実施しました。
気密測定とは建物全体に対してどのくらいの隙間があるかを特殊な測定機械を使って計測することで、省エネ住宅としては性能を比べるうえで、Q値・UA値と並び、C値(隙間相当面積)と呼ばれる値は重要な数字となります。ちなみにC値とは建物全体の1㎡当たりの平均隙間面積です。
一箇所の窓にバズーカのような機械を設置し、周囲の部分は隙間を全て覆ってしまいます。
この機械は、建物の体積や情報を打ち込んで最終的にC値がはじき出されます。
そして、結果が出ました! 0.8㎝²/m²です。(1.0以下です)
上棟前に、土台敷きの段階から床の断熱材と木材の隙間を気密テープで塞いだり…
窓周りや配管周り、柱と床、その他にも気密テープの処理を行ってきました。
一般基準では、地域にもよりますが、福岡では5.0㎝²/m²以下と定めてあり、気密住宅といわれる住宅では2.0㎝²/m²以下となっているようです。
数値が低いほど気密性が良く、冷房・暖房を最小限にできかなり省エネにつながります。
1.0㎝²/m²を切るには、工事中の細かいひと手間や丁寧さが重要になってくるかと思います。職人さん方皆様のおかげだと感謝してます!
いよいよ、もうすぐお引渡しです。S様お楽しみに!!